犬のしつけはいつから始める?うまくいかない時の方法は?
「犬は上下関係を作る」、「犬は家族を順位づけする」「犬はリーダーの言うことしか聞かない」と以前はいわれてきましたが、犬にも人間と同じように、個性や性格があります。
犬のしつけは上下関係ではなく親子関係に近い、と最近では考えられるようになりました。
気が強い、温厚など、犬種によっても特徴があったり、同じ犬種でも性別や毛種によって性質が違うこともあります。
現在では様々な研究により、犬は人に対して上下関係を求めてはいないと考えられています。
犬の躾けがうまくいかないのは、上下関係を維持するために、たたく、首根っこを掴むなど、体罰を用いて叱りつける方法で犬を躾けようとしていたんですね。
犬にも個性があり、性格や犬種の違いにより問題行動がより悪化したりすることもわかってきました。
子犬のしつけに取り組む際にも飼い主さんが、犬の気持ちを理解する努力をして、上下関係など意識せず、犬に愛情を持って、人間と犬の間に信頼関係を築くことが犬のしつけの第1歩です。
犬の気持ちを理解したうえで、子犬が安心して信頼できる飼い主を目指しましょう。